えらを目立たなくし、顔のシミ、しわのケアー  フェイシャル5ライン

顔の筋肉のケアーというと、表情筋を想像する方も多いでしょうが、表情筋は顔面部と頭部、頚部の一部にある、皮膚につながる皮筋の総称です。口腔をつぶす原因となっているのは、表情筋ではなく、骨格筋であるそしゃく筋です。小顔、美肌を目指すなら、ボス的存在のそしゃく筋を緩め、「口腔」を広げることからはじめます。

そのうえで表情筋にもピンポイントでアプローチすると、驚くほど顔が変わっていきます。

そしゃく筋は、側頭筋、咬筋、外側翼突筋、内側翼突筋の4つ筋肉です。このそしゃく筋がほとんどの方で、かたくなっています。

さらに寝ている間の歯ぎしり、ストレスによる嚙みしめなどで、ガチガチになっている人も少なくありません。

その結果そしゃく筋が収縮して口腔をつぶし たるみ、しわをはじめ、全身のトラブルを引き起こすのです。筋肉は、年齢ととも縮んででかたくなるので、年齢の高い人ほどより症状が悪化する傾向がある。

咀嚼筋が緊張すると、なぜしわやたるみがが起こるのでしょうか?

リンパ管の中を流れるリンパ液、「管内リンパ」を想像しますが、実際は、毛細血管からにじみ出て、血管から細胞、細胞からリンパ管を満たしているリンパのほうが多く、管内リンパ液の10倍存在します。このリンパ液を「間質リンパ液」とサトウ式リンパでは、呼んでいます。

間質リンパ液は筋肉が拡張すると血管からにじみ出て細胞のまわりを満たし、収縮するとその9割が毛細血管に戻り、1割がリンパ管に入ります。

このように、筋肉が縮んだり、膨らんだりすることで「間質リンパ液」は循環し、筋肉だけなく、隣接する肌の細胞や、脂肪細胞にも栄養や酸素を渡しています。

ところがそしゃく筋が緊張すると、間質リンパ液が流れないでよどみ、細胞のまわりが酸化物でいっぱいに。さらに新鮮な酸素が届かない為に、細胞の代謝は不完全燃焼になり、より酸化物がたまるという悪循環に陥ります。

その結果、老化現象として肌にしわやたるみが出現し、場所によっては、こりや痛みとなるのです。そんなトラブルを解決するには、筋肉をゆるめて、ポンプ活動を正常に行えるようにし、間質リンパ液の循環を整えることがたいせつなのです。

そしゃく筋を緩めるには、隣接する「耳」へのアプローチがスタート地点になる。

耳の付け根に手を置いて、あごを動かしたり、奥歯をかみしめると、その動きが感じられます。そこが顎関節、そしゃく筋があるところです。耳は顎関節、そしゃく筋と隣接していることがわかります。

耳の付け根をつまんで回すと、隣接する外側翼突筋が劇的に緩みます。この筋肉がそしゃく筋の中でも最も硬くなっておりここが硬いままだと、ほかの筋肉にいくらアプローチしても、ゆるんでいかないのです。

靴全体を緩めようと思ったときに、紐をほどいてから緩めます。その靴ひもの結び目のようなものが耳なのです。そこが筋肉を緩めるスイッチです。

歯医者の佐藤青児先生が始められた、サトウ式リンパケアですが、この方法を顎関節症の患者さんたちに教えたところ、症状がよくなっただけでなく、「小顔になった」、「肌がつやつやになった」、「目が大きくなった」という美容効果から、「こりが楽になった」、「目覚めががよくなった」といった健康効果を実感する声が上がってきた。

そこから始まった治療法を、さらに筋肉をゆるめて、間質リンパの流れをよくする理論と手技が確立してきました。目的や悩みに合わせたいろいろな方法がありますが、そのベースは耳からのアプローチです。

基本の耳たぶ回しをしてから行います。年齢とともにえらが目立つようになるのは、ほお骨とえらをつなぐ筋肉、咬筋が縮み、頬骨やえらがやえらがひっぱられて引っ張られて出てくるから、咬筋をはじめ顔の5つのラインを緩め、顔をふっくらと立体的にし、えらを目立たなくします。柔らかい筆でなでるのも効果的です。

お顔の筋肉を緩めて、リンパの流れをよくします。シミ、しわ、小顔ケアーです。

力を入れないで、20グラム以下の力で触れます。

 1ライン(側頭筋から下顎角)こめかみからえらを両手で交互になでます。顔の側面に両手が向き合うように、交互にえらに向かって軽いタッチで交互に4回なでおろします。

 

2ライン(頬から下顎角)ほお骨を両手で挟むようにして、頬からえらに向かって、軽いタッチで交互に4回なでおろします。

 

 

 

 

3ライン(口角から下顎角)口の横口角からえらに向かって

軽いタッチで4回交互になでおろします。

 

 

 

 

 

4ライン(顎から下顎角)あごの下からえらに向かって、あごの上をえらに向かって、軽いタッチで交互に4回なでます。

 

 

 

 

5ライン(首全体、鎖骨まで)あごを軽く上げ、あごから鎖骨に向かって軽いタッチで、両手で交互に4回

なでおろします。首を細く見せる効果もあります。反対側も同じように繰り返す。